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ヤミ金の種類 その2

 

自動車金融

自動車金融という名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。
自動車金融とは、車を担保にして融資を行うというもの。

 

自動車金融の特徴としては、車のリースなど、貸金以外の取引を装うということ。
この場合は、リース料や車の保管料といった名目でお金を請求してきますが、実際にはそのような利用料金を支払っているのではなく、利息を含めた貸金の返済をしているのです。

 

自動車金融のもうひとつの特徴は、金利自体が違法であることはもちろん、貸金金額に見合わない車を担保にします。
つまり、貸付金額が50万円なのに対し、車の価値が100万円以上ある車を担保にするということ。
そして、返済が滞ってしまった場合、その車をすぐに売却して高額な利益を得るのです。

 

自動車金融の中でも、特に悪質な業者の場合は、車を売却して利益を得るべく、返済が滞っていないにも関わらず、その車を引き揚げてしまったり、勝手に車を持ち去るということを実際に行います。

 

090金融

090金融というのは、貸金業者の名前と携帯番号を掲載されたチラシをポスティングしたりして、借り入れを希望している人からの電話を待ちます。
090金融の場合、貸付は口座振込で行います。
090金融の特徴としては、貸付金額は10,000円〜100,000円と小口であること。
また、1週間〜1ヶ月の短期融資という形で貸し付けを行うのも特徴です。

 

チラシには、50万円まで即日融資しますといったことや、ブラックの方もOKといった甘い言葉を書き勧誘を行います。
しかし、実際に利用してみると、最初は○万円(1万円〜3万円の額が一般的)しか貸せない、信販情報をみたいなどといったことを言い、高金利かつ短期で貸し付けを行います。

 

090金融の勧誘方法は、チラシだけに留まらず、名簿業者や他のヤミ金業者から得たリストを元にして、直接営業電話をかけてくる場合があります。
実際に、090金融は貸金業登録を行っていません。
店舗を持たないで他人名義の携帯電話、他人名義の振込み口座を利用して貸付を行っています。
このような場合、実態を捉えることが難しいこともあり、090金融を行うヤミ金業者が増えてきています。

 

都イチ金融

都イチ金融とは、貸金業登録を行っているヤミ金業者です。
一見、貸金業登録を行っていますから、違法ではないように思えますが、実はヤミ金。
店舗を構えて看板まで出して営業しているというのですから驚きですね。

 

都イチ金融の場合、東京都知事の登録を受けており、登録番号が「都(1)」で始まるものが多いことが名前の由来となっています。
都イチ金融は、確かに貸金業登録を行ってはいますが、その多くは、実際に出資法の上限金利を遥かに上回る金利で貸し付けを行います。

 

また、都イチ金融に限ったことではなく、貸金業登録をしていても、出資法の上限金利を上回る金利で貸し付けを行っているヤミ金も多く存在し、契約書を作成しない、また、出資法の範囲内であるかのように偽装した契約書を作るといったことをします。
このように、貸金業登録を行っている場合でも、都イチ金融だけでなく、出資法、貸金業法に違反したヤミ金である場合があります。

 

この都イチ金融は、現在では少なくなったヤミ金業者です。
しかし、利用しようとしている消費者金融が貸金業登録を行っている場合であっても、信用しきってはいけません。

 

システム金融

主に事業者を相手にして、手形や小切手といったものを担保にして、事業資金の貸付を行うのがシステム金融です。
事業者を相手にしたヤミ金業者ですから当然、貸し付けた金額に対して高額な利息を上乗せした金額の手形や小切手を振り出させます。

 

システム金融の特徴は、いくつかのヤミ金業者がグループとして、事業者に対して組織的に融資を行うことにあります。
ある業者が融資を行い、その業者が今度は別の業者を紹介する、また、返済期日を見計らって別の業者が勧誘電話をかけることで、新たに融資を獲得するというのも特徴です。
言うまでもありませんが、この方法で勧誘されてしまえば、数ヵ月もすればあっという間に借金が莫大な額に膨れ上がってしまうでしょう。

 

システム金融は、手形や小切手が不渡りになってしまうことを恐れている事業者の心理をうまく突きます。
そのような心理を利用することで、高金利を事業者に支払わせるのがこのヤミ金業者の手口です。
また、取引先に対して、売掛債権を担保とするので、売掛債権の譲渡通知を作成させておくこともあります。

 

システム金融は、事業者に直接、電話やファックスで融資の営業を行うことで勧誘を行います。